稚内・利尻・礼文
羽田から稚内まで、ANAでひとっ飛び・・・高度35000フィートをフライト中。
稚内フェリー埠頭より利尻島へ・・
この日の海は大荒れ・フェリーの揺れがちょっと楽しい。
その船室。
利尻島のフェリーターミナルが見え始めて・・
小雪が舞い落ち泊港に着る中、鴛きました。
利尻観光は今日から、本格開始となるとか・・・ここホテル利尻も閑散としました。
フェリー埠頭からホテルまで移動中。 外は激しい吹雪が・・・
悪天候のせいなのか、街中には人影は全く見当たらない。
荒涼とした火山礫の浜辺と北の海。
映画ロケに来て、サインで足跡を残していった銀幕のスター達。 世の小百合ストには垂涎ものの1枚でしょう。
ホテル利尻の、心のこもった夕食。どの品も程よく調理されている。いくらはお替り自由、食べ放題でした。
これまた素晴らしい朝食。 昨日と云い、北国ならではの献立です。
とろろ昆布を製造中。
この店、昆布の採取から製品、商品の製造、販売までを一貫の流れで営業している。
安いし、美味い。 東京ではこのクォリティとプライスは合い入れない。
漁師直営の店。食堂とお土産を扱っている。
かもめ食堂の昼食。
大荒れの北の海・・人面岩の上に海猫が・・・
漁師の船を安全祈願しつつ、四方を見守る海の社。
礼文島、香深港に着きました。折り返し利尻島に戻って行くフェリー。
早朝、前日の悪天候が嘘みたいに、利尻富士がくっきりと。 水面もベタ凪。
香深フェリー埠頭とピーカン太陽。
島内の数少ない標識。
二日間お世話になるホテル礼文。埠頭からのアクセスは0分と云う感じで・・・
ホテル礼文館の夕食。ツアーで行ったとは思えない豪華な料理。大きな毛ガニが一杯ついて・・
起きだした礼文島。利尻富士と島全体が綺麗にフォーカスされて・・・
背後の岩の形がモモに似ていると云うことで、桃岩と呼ぶとか・・・
猫が耳を立てながら、背中を向けている姿に似ている所から猫岩。
三角錐に突き出た岩が地蔵岩。 沖合から見ると地蔵仏が合唱しているように見えるそうで。
地蔵岩の手前にはメノウ浜。 細かいメノウ石が浜に打ち上げられているとかで・・それを拾って持ち帰るのは自由だそうです。
かつて、漁師たちの番屋であったであろう掘っ建て小屋がひっそりと・・・
島の漁協が直営している食堂で、お刺身船盛御膳のランチ。
潮の香りが漂う中で、満足感だけが残る昼時でした。
食堂を出ると、傍の岩浜の上に海猫が・・・
礼文島での貴重な体験、丸ごとウニの殻剥き。 チョー新鮮なうちにパクリ!
久種湖と云う湖の傍・湿地帯に咲きだした水芭蕉の群生絡。
水芭蕉群生の中に、座禅草がポツンと一輪。
島の最北にある久種湖・かつては、湖全面凍結をした時代があり、学校のスケート授業に使われたそうな・・・
湾の青さではココイチ。
礼文西海岸の澄海岬。
昆布を干して・・・
ホッケも干して。
澄海岬の展望台に上がる途中で見かけた、エゾエンゴサク・・一輪だけでひっそりと
礼文最北・スコトン岬。 アイヌ語で、(夏の集落)との意味だそうだ。
ここが最北限。先方に見えるはトド島。その先には種島と云うのがある。晴れている日には樺太が見えるとか・・
最北のトイレ。 きれいに管理されてました。
こんな岬の突端にも民宿が・・・
岬の売店。 夏のシーズンには、人波で建物が破壊されそうになるくらい、混雑するんだとか。
稚内、利尻、礼文の位置関係は?・・・
礼文島ゆるキャラ『あつもんくん』
島に咲くレブンアツモリ草の妖精を模したとか。この島だけに咲く蘭の一種で、平家の平敦盛の母衣に見立ててこの名がついた。
礼文島フェリーターミナル内の食堂たけちゃん。 コーヒーだけ飲ましてもらいました。
ホテル礼文最後の晩餐。連泊だったけど食材、味付け、全てを変えて供して来た。 離島のさほど大きくもないホテルでここまでやるとは、と 思いつつ後から聞いて見ると、関西方面からの人を板長に呼んだようだ。
楽しい想い出を体感し、礼文香深港を後にする。
夕方の早い時間、ホテルの窓から見た、利尻富士・・絶景です!
稚内に帰って来ました。宗谷湾からノシャップ岬を眺望す。 この反対(背中側)は日本最北端の宗谷岬がある。
我がフェリーが桟橋に着くところ。
稚内港にとうちゃこ・・
客室ロビーへ直結の移動デッキ。
桟橋から数分の所にある副港市場。生鮮市場から土産物コーナーまで、更には銭湯も併設されている。
戦前にはここから樺太までの航路が出ていたそうな・・・当時を再現したエリア。
案内文字が右読み、オールド・ベル・エポック・・・
ですな。
さらば・・・北方の地よ!稚内空港。
残雪を眼下に。